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Marc 主要機能

形状記憶合金モデル

機能と特徴

Ti-Ni合金をはじめとする形状記憶合金は、日常的な温度と負荷に敏感である、というユニークな特性により、医療用のステントやマイクロアクティエータの温度駆動スイッチなどに利用されている材料です。この特徴的な材料特性は、温度によって異なる相変態とその逆変態現象に基づいています。Marcでサポートされる形状記憶合金モデルでは、応力または熱-応力誘起型形状記憶モデルを扱うことが可能で、実験で取得した材料特性データをインプットすることにより、ヒステリシスを伴う変態疑似弾性、形状記憶効果といった特性を評価することができます。

図:マルテンサイトおよびオーステナイト相変態開始/
終了温度の応力依存性を示す典型的な応力-温度線図と、
応力-ひずみ曲線の温度依存性


適用例

生体医学用器具(ステント)の拡張解析
この事例では、医療分野において重要なアプリケーションである生体医学用器具(以下ステント)のシミュレーションをMarcの応力誘起型形状記憶モデルと熱-応力誘起型形状記憶モデルを使って実施しています。等温状態において、血流に相当する圧力荷重を負荷した時のモデルの拡張と相の分率の比較を行っています。2種類の材料モデルに対して同じ材料特性が定義されているので、最終結果のマルテンサイト相の分率としては、ほぼ同じ結果が得られています。

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